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撮り終わった動画に、ようやくタイトルを付けた。説明も書いた。あとは見たいところへ飛べるように、時間を入れて……あれ? チャプターにならない。
そこで説明文を全部消す前に、三つだけ見てみようよ。
最初は00:00。時刻は三つ以上を早い順に。そして、一つの区間は10秒以上。
YouTubeの公式ヘルプが案内している、手動チャプターの条件です。数字があるだけでは足りないのね。しかも「三つ」は動画を三本作るという話じゃない。一つの動画の中に置く、区切りの始まりの数です。
たとえば、お店の商品を紹介する3分の動画。最初から全部見てもらうほかに、サイズだけ知りたい人が、その説明へ移れるようにしたい。そういうときに使えるのがチャプターなんだよ。
ただし、条件をそろえれば、どのチャンネルでも必ず表示されるとは言い切れません。利用できる機能の範囲も関係します。今回は普通の投稿動画を手動で区切る準備から、表示されないときの切り分けまで、一つずつ進めよう。
00:00は挨拶を飛ばす目印?まず動画の先頭を置こう
冒頭の挨拶が終わるのが00:18なら、最初に「00:18 商品の紹介」と書きたくなるよね。見てほしい説明はそこからだから。
でも、手動チャプターの最初の時刻には00:00が必要です。挨拶を残すかどうかの判断と、チャプターの開始条件を分けて考えよう。
冒頭18秒を残すなら、「00:00 はじめに」を置き、次に「00:18 商品の紹介」と続ける、という作り方が考えられます。18秒あるので、その冒頭区間は10秒以上という条件を満たすね。
じゃあ、挨拶が6秒だったら?
そこで「00:00 はじめに」「00:06 商品の紹介」と区切ると、最初の区間が6秒になってしまう。短い挨拶と商品紹介の出だしを、ひとまとまりにする方法を検討しよう。たとえば00:00のタイトルを「商品と今回の紹介内容」にして、話が次へ移る位置まで含めるんです。
チャプターを付けるためだけに、挨拶を無理に10秒へ引き延ばす必要はないよ。既にある動画の内容に合わせて、まとまりの方を決めればいい。
ここで付けるタイトルは、その時刻から何が始まるかを知らせる言葉。「第1章」だけでも番号は分かるけれど、サイズを調べたい人には中身が伝わりにくい。「本体の大きさと置き場所」なら、探している話か判断しやすくなるよね。
紹介する物の名前を全部の区間へ長々と繰り返すより、各区間で答える疑問を短く書こう。「外観」「サイズ」「片付け方」のように、内容が違うことが読み取れる名前を目指したい。
この命名は、YouTubeが指定した必須の書き方ではなく、見る人に探してもらうための編集上の提案です。強い言葉へ置き換える前に、飛んだ先の映像と合っているかを優先しよう。
YouTube公式「動画のチャプター」で、設定条件を確認できます。投稿後のタイトル・説明変更やチャプターをまとめて学ぶ本の候補には、守屋恵一さんの『YouTube活用大全』を楽天で確認するもあります。2023年刊の入門書なので、現在の表示や操作は公式ヘルプと照らし合わせてね。
三つの時刻で三つの区間。3分の例を手で数えてみよう
ここからは説明用の架空の動画です。実際に投稿した動画の記録ではありません。完成した長さを、ちょうど3分00秒として考えます。
| 説明欄に書く例 | その区間の終わり | 長さ |
|---|---|---|
| 00:00 商品と今回の紹介内容 | 00:45 | 45秒 |
| 00:45 大きさと置き場所 | 01:35 | 50秒 |
| 01:35 使う前に確認すること | 02:20 | 45秒 |
| 02:20 片付け方と選び方 | 動画の終わり03:00 | 40秒 |
この例では、開始時刻が四つあります。四つとも早い順で、各区間は10秒以上。最後の区間も40秒あるね。
いちばん下へ「03:00 終了」と追加しなくても、最後の区間の長さは、動画の終わりまでで考えられます。終わる瞬間に次の区間を作ろうとすると、その区間には映像の時間が残りません。終了時刻は手元の確認メモへ置き、説明欄には、内容の始まりを書こう。
時刻が三つなら、区間も三つです。最初と二つ目の間、二つ目と三つ目の間、三つ目から動画の終わりまで。この最後を数え落とさないこと!
たとえば3分の動画に「00:00」「01:00」「02:55」を置くと、最後は5秒しかない。時刻が三つ並んでいても、最後の区間は条件を満たしません。末尾だけ見直す意味は、ここにあるんだね。
反対に、三つ以上あれば何十個でも入れた方がよい、とは考えなくて大丈夫。手元を少し動かすたびに章を分けると、名前を読んでも何が違うのか分からなくなる場合があります。商品を置く、箱を開く、カメラを寄せる。それが一つの説明につながっているなら、まとめる案もあるよ。
まず「見る人が、別々に探しそうな話」を三つ書き出してみよう。中身が本当に三つへ分かれない短い動画なら、チャプターを作るためだけの区切りを増やさない。機能を使うことより、話が伝わることを優先したい。
計算のコツは、時刻を秒へ直すことです。01:35は95秒。次の02:20は140秒。差は45秒。分と秒が混ざってこんがらがったら、メモの横へ秒数を添えると数え直せます。
こうした作業を投稿全体の流れと一緒に覚えたい人は、『YouTube活用大全』の内容と版を楽天で見ると比較できます。出版社の目次には、チャプターの設定に加えて、投稿後の動画設定や説明の変更が載っています。本書の全編を読了した評価ではなく、公開目次に基づく紹介です。
書く場所は動画の説明。保存したら再生側も見にいこう
時刻のメモができたら、YouTube Studioで対象の動画を開きます。公式案内は、左側の「コンテンツ」から動画を選び、「説明」にタイムスタンプとタイトルのリストを追加して保存する流れです。
コメント欄へ書いて満足していないかな。今回設定する場所は、自分が編集する動画の説明です。時刻付きのコメントを投稿する作業とは、ここを区別してね。
説明文そのものを、ぜんぶ時刻の一覧にする必要はありません。商品や動画の案内を残し、その中の一まとまりとして、時刻と区間名のリストを用意する方法が考えられます。連絡先や必要な表示まで、勢いで消さないでおこう。
一行に一つの開始時刻とタイトルを書いておくと、後から見直す自分にも分かりやすい。上の例なら「00:45 大きさと置き場所」を一行として、次の区間は次の行へ。これは作業用に読み違えにくくする提案で、あらゆる表記形式の対応を保証するものではないよ。
保存した後は、説明欄に数字が残っているかを見るだけで終えず、動画を見る画面でも確かめたい。
具体的には、先頭の区間、途中の区間、最後の区間をそれぞれ選び、表示された名前と移動先の内容が合うか確認する、という順番がおすすめです。「サイズ」と書いたのに、まだ長い前置きが続いていたら、開始位置を見直す判断ができるから。
チャプター名を先に決めた場合ほど、この照合を忘れやすい。台本では45秒からサイズの予定だった。でも編集で説明を足して、完成動画では55秒からになった。そんな仮の場面なら、台本の時刻をそのまま貼っても、見たい位置に合わないよね。
基準にするのは、公開する完成動画の時刻です。撮影時の経過時間や、編集ソフト上の素材の開始位置と混ぜないようにしよう。
複数の版を書き出しているなら、メモに動画のファイル名も添えておこう。短縮版の時刻を長い版へ貼る取り違えも、ここで防ぎたい。動画名が似ているときほど、長さも一緒に見る。最後の区間を数えるための終了時刻が、その照合にも使えるよ。
動画の一部を後でカットした場合も、以前のメモに頼り切らず、区切りと内容をもう一度照らし合わせたい。操作画面で保存できたことと、見る人が必要な話へ移れること。その二つを自分の確認項目にしておくんです。
『YouTube活用大全』を楽天で探す場合は、投稿後の設定変更や動画編集も目次にある本として検討できます。紙の本のISBNは9784297134297です。電子版もあるので、持ち歩きたいのか、画面の横で開きたいのか、注文する版まで確認してね。
自動生成をオンにすれば安心?手動との切り替わりも知ろう
自分で時刻を書く代わりに、チャプターの自動生成を使う方法もあります。公式ヘルプでは、動画の詳細で「すべて表示」を開き、チャプターの自動生成をオンにして保存する流れが案内されています。
ただ、新しくアップロードする動画でチェックが初期状態からオンになっていることと、必ずチャプターが作られることは同じではありません。公式も、利用できる動画であっても、自動生成されない場合があると説明しています。
だから、出ていないのを見て、すぐに自分の動画が壊れたと思わなくていいよ。まず、手動で作りたいのか、自動生成を使いたいのかを決めよう。
ここは見落としたくないところ。説明に自分で用意したチャプターを追加すると、自動生成は無効になる、と公式に書かれています。手動の時刻と自動の章立てを、両方が好きなように補い合う前提で扱わないようにしたいね。
商品名や手順の呼び方を自分でそろえたいなら、手動で区間名を付ける判断ができます。たとえば「開封」「組み立て」「片付け」と見出しをそろえ、その内容を映像でも確かめる。これなら、何を案内したいかを自分で点検できます。
一方、まず自動生成を試したいなら、対象動画の設定を見て、表示された区切りが内容と合うかを確認する。表示されること自体を成果にせず、名前と移動先まで読むところは同じです。
チャプターが利用できないときは、公式ヘルプに上級者向け機能へのアクセス権を申請する案内もあります。また、違反警告のあるチャンネルや、一部の視聴者に不適切なコンテンツでは使えないという条件も示されています。
設定の名前が見つからないときは、時刻を何十回も書き換える前に、チャンネルで使える機能の範囲を確かめよう。端末やアカウントの状態を見ずに「この記号を足せば必ず直る」とは案内できません。
自動生成を個別の動画でオフにする方法と、今後のアップロードの初期設定を変える方法は、公式ページで分けて説明されています。今ある一本だけを直したいなら、その動画を対象にする。今後の動画にも適用したいなら、アップロードのデフォルト設定を見る。対象を先に決めると、余計な設定変更を避けやすいよ。
投稿とチャンネル運営を一冊の目次で見渡したい人へは、『YouTube活用大全』の書誌を楽天で確認するという選択肢があります。ただし2023年の本です。自動生成や利用条件など変わり得る内容は、現在のYouTube公式案内を優先してね。
出ないときは、一か所ずつ。最後は見る人の疑問へ戻そう
ここまで準備しても表示されないとき、全部まとめて修正すると、何が原因だったのか分からなくなります。作業メモを残して、一つずつ切り分けていこう。
最初に、説明の一覧の先頭が00:00かを見る。次に、開始時刻が三つ以上あり、早い順かを見る。その後、隣の開始時刻との差と、最後から動画終了までの長さを数えます。
入力の条件がそろったら、保存した対象が正しい動画か、説明に変更が残っているか、機能の利用条件に引っかかっていないかを確認する。この順番なら、無関係なサムネイルや音量までいじらずに進められるね。
共同で管理しているなら、修正前の説明を手元へ控える案もあります。誰かが必要としている注意書きやリンクを、チャプターの書き直しと一緒に消してしまわないためです。自分に編集権限のある動画で、必要な範囲だけ扱ってください。
それでも分からなければ、動画の長さ、入力した時刻一覧、手動か自動か、どの画面で何が出ないかをまとめて、公式のサポート案内へ進もう。「出ません」だけより、確認した条件を渡しやすくなります。
そして、表示できた後にもう一つ。
その区切り、見る人の聞きたいことに答えているかな。
サイズを知りたくて飛んだら、寸法が説明される。片付け方を選んだら、しまう手順が分かる。そういう対応ができていると、目次を付けた意味がはっきりします。再生回数や売上の増加を約束する機能としてではなく、必要な話へ案内する編集として使っていこう。
参考書を用意するなら、『YouTube活用大全』の紙版・販売条件を楽天で見るから、商品ごとの版や状態を確認できます。出版社の紹介・目次も合わせて見て、学びたい項目があるかで選んでね。
今日の一本なら、まず完成動画を開いて、話が切り替わるところへ印を三つ。そこから始めよう。目次の名前をかっこよくするのは、ちゃんと目的の話へ飛べることを確かめてからでいいよ!