この記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。
スマホの写真を見返していて、これ、紙でも残したいなと思う一枚がある。
友達と並んだ写真でも、旅先の景色でも、ようやく完成した作品でもいい。SNSへ載せる写真を選ぶときとは、少し違う気持ちで目が止まることがありますよね。
投稿したら終わりにするには、ちょっと惜しい!
そんなときの候補が、キヤノンの小型フォトプリンター、SELPHY CP1500です。スマホと接続して写真を印刷できる機種ですが、買ったら家にある紙を入れるだけ、というものではありません。専用のインクと用紙、印刷中に紙が動くための空間も必要です。
ここを知らずに届く日だけ楽しみにすると、用紙がない、棚の奥で印刷できない、と準備が止まりそう。
だから、最初の一枚を思い浮かべながら、何をそろえるかを一緒に見ていこう。実際に使った感想ではなく、公式マニュアルと確認できた販売情報をもとにした購入前の準備の話です。
最初は一枚だけ選ぼう。投稿用の画像と、残したい元の写真を見比べる
印刷したい写真が何百枚もあると、どこから手を付けよう、と迷うよね。
私は、最初に全部を整理しようとするより、今いちばん紙で見たい一枚を決めるところから始めたいです。機械の準備と大量の写真選びが同時に来ると、それだけで疲れてしまいそうだから。
SNSへ載せた画像を残したいなら、まずスマホに元の写真があるか見てみてください。投稿用に文字を入れた画像と、文字を入れる前の写真、縦長に切り取った画像と元の横長写真。手元に複数あれば、紙に残したいほうを選べます。
文字入りの画像には、その時の言葉も残る楽しさがあります。一方で、写真だけで残して、あとからアルバムの横に短いメモを添える方法もある。どちらが正解という話ではなく、数年後に見たい姿を考えてみよう。
たとえば旅の一枚なら、場所の名前を大きく入れた投稿画像と、景色が画面いっぱいにある元の写真では、残る印象が違います。作品の写真なら、商品の案内や販売日を入れた画像より、完成した形がよく見える一枚を選びたいこともあるでしょう。
他の人が写っている写真を渡す予定なら、相手がその写真を受け取ってよいかも先に確かめておくと準備しやすいです。SNSで公開することと、紙にして渡すことは、それぞれ相手の気持ちを確認したい場面ですね。
選んだ写真があった日付をメモするか、スマホ側で印刷候補のアルバムへ入れておく。元の画像は消さず、もう一度開きやすくしておこう。接続できたあとに写真が見つからないと、カメラロールを延々と戻ることになりそうだから、ここだけ先にしておくと楽です。
紙の写真ができても、元データの保存は別に必要です。プリントだけをバックアップの代わりにせず、普段使っている保存先も確認しておこう。画面で見る一枚と手に持つ一枚、それぞれを残す予定にしておくと楽しみが増えそうです。
用紙とインクは別売の専用品。Lサイズにするかを先に決めよう
次は、写真の大きさ。
ここが決まると、必要な消耗品を選びやすくなります。
公式マニュアルでは、セルフィーCPシリーズ向けのカラーインクと用紙のセットが案内されています。普通の郵便はがきや、同じキヤノンでもiNSPiC、SELPHY QXシリーズなどの専用紙は使えないと記載されています。
同じメーカーの小型プリンター用なら使えるかな、と思いやすいところだけど、ここは機種に合う品を選ぼうね。
写真として残すなら、まずLサイズかポストカードサイズが候補になります。公式仕様で、両端のミシン目を切り取ったあとの寸法は、Lサイズが89×119mm、ポストカードサイズが100×148mmです。
商品説明には切り取る前の寸法が出ることもあるので、アルバムや飾る枠に入れたい場合は、完成した写真の寸法を照合したいです。Lサイズという呼び方だけで手持ちの収納に必ず合うと思わず、収納できる縦横を測ってみてください。
| 印刷したいもの | 公式の対応セット例 | 確認すること |
|---|---|---|
| Lサイズの写真 | KL-36IP、KL-36IP 3PACK | Lサイズ用アダプターを使う |
| ポストカードサイズの写真 | KP-36IP、KP-108IN | 用紙の種類とカセットを合わせる |
| カードサイズの写真 | KC-36IP | 対応するカード用カセットが必要 |
公式の一覧ではKL-36IPは36枚、3PACKは108枚。KP-36IPは36枚、KP-108INは108枚と案内されています。最初の一枚だけを考えていても、消耗品はセット単位で用意するので、残りを保管する場所も考えておくとよいですね。
確認した楽天の商品ページには本体とアダプター、電源ケーブル、ペーパーカセットなどの付属品が載っています。インクと用紙まで付くと読み込まず、注文するセットの内容を一つずつ見てください。店によって消耗品を組み合わせた商品もあり、本体だけの表示と混同しやすいところです。
価格を比べるときも、本体の数字だけで決めるより、使いたいサイズのインクと用紙を含めた総額を確認したい。初回に何が必要かが分かると、届いた日に印刷を始める準備をしやすくなります。
なお、確認した店のポストカード寸法は100×149mm、公式の切り取り後寸法は100×148mmと、記載に差がありました。この記事では公式の寸法を使っています。ぴったりの枠へ入れる予定なら、この違いも含めて確認してください。
本体の後ろも空けよう。小さなプリンターでも、印刷する場所は必要
小型と聞くと、棚の空いているところへちょこんと置けそうに思う。
でも、印刷する間は本体の後ろにも用紙が出てきます。ここ、置き場所を決める前に見ておこう!
公式仕様の本体寸法は、幅182.2×高さ57.6×奥行133.0mm。ゴム足を含む寸法で、本体のみの重さは約850gです。小さな本体の数字と、使うときの空間は分けて考えたいですね。
公式の設置案内では、安定した机などへ置き、背面には印刷する用紙の長さ以上の空間が必要とされています。前側にはペーパーカセットが出るので、本体だけが収まる棚の奥行きでは決められません。
Lサイズの用紙は、切り取り前で89×148mmです。背面の空間を考えるときに、完成した写真の119mmだけを基準にしないようにしてね。動くのは印刷前の用紙だから、その長さも必要になります。
公式ページには設置図もあります。周囲の空間の取り方はその図を見ながら、自宅の予定の場所と比べるのがおすすめです。壁ぎわの棚で使いたいなら、印刷中に紙が壁へ当たらないか、カセットを差し込めるかを考えましょう。
確認した楽天店の説明は、幅133×奥行182.2mmと公式と逆の順で書かれていました。数値だけを並べて見ていると見逃しそうですが、設置を考える際は公式の幅と奥行きの並びを採用しています。向きが気になるなら、本体写真と公式図も合わせて見てください。
電源も一緒に。
公式仕様では、USB端子は通信などのためのもので、USBからの充電や給電には対応しません。スマホ用の充電器をつなげれば使える、とは考えず、付属の電源アダプターとコンセントを使う予定にしておこう。
別売バッテリーの案内もあります。家の机で使う予定なら、まずコンセントの位置を見てみて。机の上に本体とカセット、後ろに用紙の空間を取り、電源ケーブルが人の通り道を横切らないかを確認する。この置き方で使えそうなら、持ち運び用の品を買うかは、外で使う予定ができてから考えてもよさそうです。
使う場所と片づける場所が違う場合は、印刷するたびに机の上を空ける予定まで作っておくと動きやすいです。小さいからいつでも使える、の一歩手前に、紙が動ける場所を用意する。ここまで考えられたら、かなり具体的になってきたね。
スマホは専用アプリで接続。二つのQRコードの役割を確かめる
スマホから使うなら、公式マニュアルにはSELPHY Photo Layoutの手順があります。アプリを入れて、本体と接続してから印刷する流れです。CP1500を選び、画面の案内に沿って進めます。
ここで覚えておきたいのが、QRコードの役割。
アプリを入れるための案内と、プリンターへ接続するための案内があるので、同じものを何度も読めばよい、と考えず、今どの画面なのかを見て進めたいです。
初めて電源を入れたときは、インストールの案内が表示されます。すでに使い始めた本体では初回と同じ表示が出ない場合があるため、その場合は公式のアプリと説明書の案内を参照してください。画面が違うときに、壊れたのかな、と急いで決めなくて大丈夫です。
公式手順には、接続先を確認して表示されたQRコードを他のスマホで読む方法も載っています。自分のスマホを登録したあとに、家族のスマホから使いたい場合は、この案内が手がかりになります。
パスワードを変更しているとQRコードが表示されない場合があり、その場合は本体に表示されるIDと変更後のパスワードを使って手動で登録する案内です。読み取りにくいときにも手動登録の方法があるので、画面とマニュアルを見比べながら進めましょう。
操作中の本体画面をSNSへ載せる予定があるなら、接続先のQRコードやID、パスワードを写真へ入れないように撮影範囲を確かめてね。プリンターを紹介したい写真と、接続に使う情報は分けて扱いたいです。
アプリの対応環境は変わることがあります。購入前に、使うスマホで現在のアプリの案内を確認してください。古い端末のまま印刷したい場合は、機種とOSのバージョンを見たうえで対応を調べる順番がよさそうです。
接続できたら、まず選んでおいた一枚を開く。
用紙のサイズと画面の設定が合っているか、残したい顔や文字が端で切れていないかを、印刷前の画面で見てみましょう。設定項目や使える機能はアプリによって異なるため、本体のメモリーカード向けの機能を全部そのまま使えるとは考えないでください。
なお、参照した公式詳細ガイドは、本体のファームウェアがVer.1.0.6.0以上であることを前提にした説明です。画面が案内と違う場合は、使っている本体の状態と現在の公式案内を確認してください。
スマホの小さな画面で選ぶ時間を、急がなくていい。写真の端を見直すだけでも、紙になってから、あっ、ここも残したかった、と気づくのを減らせそうです。
用紙は18枚まで。印刷中は触らず、できた写真の行き先も決めよう
最後は、紙をセットする場面と、できた写真をしまう場面です。
ここまで来たら一枚が近くなった感じがするね。でも、紙の扱いは公式手順を見ながら進めよう。
ペーパーカセットへ入れる用紙は18枚まで。公式マニュアルは、19枚以上を入れないよう案内しています。36枚入りのセットを買ったからといって、全部を一度にカセットへ入れる量ではありません。
印刷面は光沢のある側で、その面を上にして入れる案内です。表面へ触れたり、水滴やほこりを付けたりしないように扱います。Lサイズとポストカードサイズでは、Lサイズ用アダプターの取り扱いも変わるので、選んだ用紙に合わせてマニュアルを確認してください。
印刷する前にミシン目を切り取らないこと、一度使った紙を再び印刷に使わないことも記されています。余白が残っているからもう一枚分使えるかも、と思っても、再使用はできません。これも消耗品の枚数を考えるときに知っておきたい点ですね。
印刷中はペーパーカセットを抜いたり、インクのカバーを開けたりしません。途中で止めたいときの操作も公式手順に従ってください。用紙が後ろへ動く様子が気になっても、手を出さずに終わるまで待つ。その空間を空けておくための置き場所だったわけです。
できた写真をアルバムへ入れるなら、公式の保管案内では収納部分がナイロン系、ポリプロピレン、セロハンのものを選ぶよう記されています。写真用という名前だけで判断せず、手持ちのアルバムの素材も見てみてください。
また、高温、湿気、ほこり、直射日光を避けること、印刷面に粘着テープなどを付けないことも案内されています。好きな写真を日当たりのよい窓へ直接貼りたい場合は、見える場所の楽しさだけで決めず、写真の保管条件も考えたいです。
一枚ができたら、どこへ入れる?
旅のページか、作品を残すアルバムか、それとも相手に渡す一枚か。最初に選んだ写真の行き先まで決めておくと、印刷したまま机に重ねて終わらずに済みそうです。
最初に目が止まった写真を、もう一度開いてみて。景色の色が好きなのか、友達の表情を残したいのか、作品が形になった日の記録なのか。紙で見たい理由が一つあると、用紙を選ぶ時間もちょっと楽しみになりそうです。サイズと専用品、机の空間をそろえたら、その一枚から始めてみようね。
参照ガイドはキヤノン公式詳細ガイド。仕様はキヤノン公式の主な仕様、消耗品はインクと用紙の公式案内、設置は公式の設置場所の説明、接続は専用アプリの公式手順、扱い方は用紙をセットする手順と写真の保管案内を参照しました。2026年10月11日確認。