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X(旧Twitter)を使っていると、「この人の投稿はちょっと見たくないな」と感じる場面があるかもしれません。そんなときに使えるのが「ミュート」と「ブロック」ですが、どちらを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
Xでも、「ミュートとブロックの違いが分からなくなりました」という声がありました(Xの投稿)。ほかにも、「ブロックとミュートはまた意味が全然違いますね」と書き、自分も使い分けているという返信がありました(Xの投稿)。
この記事では、ミュートとブロックの違い、相手に知られるかどうか、2024年11月に変わったブロックの仕様、通知やDMの扱い、設定と解除の手順を紹介します。
なお、Xのアプリは更新が多く、ボタンの名前やメニューの並びが変わることもあります。お使いのアプリやブラウザの画面とあわせて確かめてみてください。
ミュートとブロックは何が違う?
まずは、ミュートとブロックがそれぞれどんな機能なのかを比べてみましょう。大きな違いは「自分の画面から見えなくするだけ」なのか、「相手とのやり取りそのものを止める」のかという点にあります。
ミュートは自分が見ないだけ
Xのヘルプセンターでは、ミュートを「フォロー解除したりブロックしたりすることなく、特定のアカウントのポストをタイムラインに表示しないようにできる機能」と説明しています。つまり、相手との関係はそのままにして、自分のタイムラインから相手のポストを見えなくする仕組みです。
ミュートしたあとも、フォローの関係は変わりません。ヘルプセンターによると、ミュートしているアカウントはあなたをフォローできますし、あなたがミュートしているアカウントをフォローすることもできます。アカウントをミュートしても、そのアカウントへのフォローは解除されないと書かれていました。
ダイレクトメッセージ(DM)についても、ミュートしているアカウントから届くとされています。いっぽうで、ミュートしたアカウントからのプッシュ通知やショートメール通知は届かなくなるそうです。
また、ミュートはいつでも解除できると案内されています。たとえば、仲のよい相手でも「旅行中の投稿が多くて、今だけは少し控えたい」というようなときに、関係を変えずに一時的に見えなくする使い方ができるのは、ミュートならではといえるでしょう。
ただし、ミュートは「相手から見えなくする」機能ではありません。相手はこれまでどおりあなたのポストを見たり、返信やいいねをしたりできます。自分が見たくないだけなのか、相手からの関わりも減らしたいのかによって、選ぶ機能が変わってくるのです。
X(旧Twitter)の投稿でも、「自分が見たくないならミュート」「ミュートは相手を傷付けない」と整理している投稿がありました(Xの投稿)。ヘルプセンターの説明とも合っている考え方なので、迷ったときの目安にしやすいでしょう。
似た名前の設定にも注意が必要です。ミュートの詳細設定には、「ミュートするキーワード」にユーザー名を登録する方法もあります。ヘルプセンターによると、ユーザー名の前に@記号をつけて登録した場合にミュートされるのは、そのアカウント宛ての@ポストの通知やホームタイムラインの@ポストなどで、アカウント自体はミュートされないと説明されていました。特定の人のポストそのものを見えなくしたいときは、キーワードではなく、相手のポストやプロフィールからアカウントをミュートするほうが確実です。
ブロックはやり取りを止める
ブロックについて、Xのヘルプセンターは「X上の他のアカウントとのやり取りを制御するのに役立つ機能」と説明しています。特定のアカウントによるフォロー、ダイレクトメッセージ、やり取りを制限するためのものです。
ヘルプセンターに挙げられている「ブロックされたアカウントができなくなること」は、次の5つでした。
- いいね、返信、リポストなど、ポストに反応すること
- あなたをフォローすること
- あなたにダイレクトメッセージを送ること
- あなたのアカウントをリストに追加すること
- 写真にあなたをタグ付けすること
フォローの扱いも、ミュートとは大きく違います。ブロックしたアカウントはあなたをフォローできず、あなたもブロックしたアカウントをフォローできません。フォロー中のアカウントをブロックするとフォローが解除され、相手からあなたへのフォローも解除されると書かれていました。もう一度フォローしたい場合は、ブロックを解除してからフォローしなおす必要があります。
ブロックしたアカウントのポストは、基本的にあなたのタイムラインに表示されなくなります。ただし、あなたがフォローしている人がブロックしたアカウント宛てに送った@ポストや、ブロックしたアカウントとあなたの両方に宛てた@ポストは、タイムラインに表示される場合があるそうです。完全に目に入らなくなるわけではない点は、知っておくと戸惑わずにすみます。
ブロックしたアカウントのプロフィールを開くと、そのアカウントのポストは非表示になっています。それでも、「はい、プロフィールを表示」というボタンを押せば、ポストを表示できるとのことです。
ブロックされた側から見ると、どう変わるのかも押さえておきましょう。相手はあなたをフォローできなくなり、ポストへの反応やDMもできなくなります。いっぽうで、あなたのポストが公開になっていれば、相手はポストを読むこと自体はできるのです(くわしくは次の章で説明します)。ヘルプセンターでは、他のアカウントをブロックすることは、人によっては過剰な反応と感じられたり、逆に不十分な対応だと思われたりするかもしれない、とも書かれていました。そのうえで、Xを気持ちよく使うためのほかの方法も案内されているので、ブロックだけにこだわらず、状況に合う機能を選ぶのがよさそうです。
相手に知られるのはブロック
「相手にばれるかどうか」は、多くの人が気になるところでしょう。ここにも、ミュートとブロックではっきりした違いがあります。
ミュートについて、ヘルプセンターは「ミュートされたことは相手にわかりません」と書いています。ブロックのページでも、「ミュートの場合は、自分がミュートされていることはわかりません」とあらためて説明されていました。
いっぽうブロックは、ブロックした相手に通知が送られることはありません。ただし、その相手があなたのプロフィールを見ると、自分がブロックされていることがわかる、とヘルプセンターに書かれています。通知はないものの、プロフィールを開けば気づかれる、というのがブロックの仕組みなのです。
フォローの解除も、気づかれるきっかけになりえます。フォローし合っていた相手をブロックするとお互いのフォローが外れるので、フォロワーの数や一覧を見て変化に気づく人もいるかもしれません。こっそり距離を置きたい場合は、ミュートのほうが向いているといえるでしょう。
ただし、ミュートとブロックの違いは、相手にばれるかどうかだけではありません。フォローやDM、ポストへの反応など、使える機能にもいくつも違いがあります。また、2024年11月の仕様変更で、ブロックした相手でも公開されているポストは見られるようになりました。ブロックしても、自分のポストが相手から完全に見えなくなるわけではない点も覚えておきましょう。ばれるかどうかだけで選ぶのではなく、「相手からの関わりを止めたいか」もあわせて考えると選びやすくなりそうです。
なお、ブロックを解除しても、外れたフォローは元に戻りません。ヘルプセンターにも、もう一度フォローしたい場合はブロックを解除してからフォローしなおすよう書かれていました。勢いでブロックしてしまうと、あとで関係を元に戻すのに手間がかかることもあるので、迷ったときはまずミュートから試してみるのもひとつの方法です。
X(旧Twitter)の投稿には、ミュートにしていた人からブロックされているのがわかった、という声もありました(Xの投稿)。ブロックは相手に気づかれる可能性がある機能だと考えたうえで、使うかどうかを決めると落ち着いて判断しやすいでしょう。
ブロックしても投稿は見られる?
「ブロックすれば相手から自分の投稿は見えなくなる」と思っている方もいるかもしれません。じつはXのブロックは、2024年11月に仕様が変わっています。ここでは、いまのブロックで相手から何が見えるのかを確認しましょう。
公開ポストは相手も見られる
いまのXのヘルプセンターには、「ポストを[公開]に設定した場合、ブロックしたアカウントであってもそのポストを見ることができます」と書かれています。ただし、そのポストに対していいね、返信、リポストなどの反応をすることはできません。
この仕様は、2024年に変わったものです。ITmedia NEWSの記事(2024年11月5日)によると、Xは2024年10月17日にブロック機能のアップデートを発表し、11月3日にアップデートの開始を発表しました。それまでのXでは、ブロックすると相手からも自分の投稿が見えなくなっていたため、大きな変更として受け止められています。
変更の理由について、Xは「ブロックした相手に関する有害な情報や個人情報を共有するといった行為がないか確認できるようになり、透明性が向上する」と説明していたそうです。いっぽう、アプリオの記事(2024年11月5日)では、これまでのブロック機能にはオンラインでのストーキング行為などを防ぐ効果もあったとされ、変更を危険だと指摘する声もあると紹介されていました。
海外メディアのTechCrunchも、2024年11月3日の記事で、ブロックされた人が相手の公開ポストを見られるようになったと報じています。同じ記事によると、ブロックされた人は、ブロックした人のフォロー中やフォロワーの一覧も見られるようになったとのことです。
ITmedia NEWSの記事では、変更を受けて「ブロックする意味がなくなる」といった否定的な声が上がった一方で、「これまでも別のアカウントやログアウトした状態なら見られた」という意見もあったと紹介されていました。もともと公開ポストは、Xのアカウントを持っていない人を含めて誰でも見られる設定だったことを考えると、ブロックだけで投稿を完全に隠すのは難しかったともいえます。
Xのヘルプセンターの記載も、2024年11月の変更以降はずっと「公開ポストはブロックした相手も見られる」という内容になっています。ブロックは「見られなくする機能」ではなく、「反応やフォロー、DMなどのやり取りを止める機能」と考えておくと、思い違いを防げそうです。
見せたくないなら非公開設定
ブロックした相手に投稿を見られたくない場合は、ポストを「非公開」にする方法があります。ヘルプセンターのブロックのページでも、ポストが[非公開]に設定されている場合はフォロワーにしか表示されないため、ブロックされたアカウントはそのポストを見られないと説明されています。
アプリオの記事でも、ブロックした相手からの閲覧を防ぐには、アカウントを非公開に設定するしかない状況だとまとめられていました。ブロックするとフォローが外れるので、非公開にしていれば相手からはポストが見えなくなる、という流れです。
ヘルプセンターの「公開ポストと非公開ポストについて」によると、Xの初期設定ではポストは公開になっています。公開ポストは、Xのアカウントを持っていない人を含めたすべての人が見られるそうです。非公開にすると、いまのフォロワーだけがポストを見られるようになります。
非公開にしたときの変化として、ヘルプセンターには次のような点が挙げられていました。
- フォローしたい人からリクエストが届き、承認するか拒否するかを選べる
- フォロワーはリポストボタンでポストをリポストできない
- Google検索などのサードパーティーの検索エンジンには表示されない
- Xで非公開ポストを検索できるのは自分とフォロワーだけになる
ただし、非公開にすれば安心というわけではありません。ヘルプセンターでは、フォロワーはポストの画像をキャプチャしたり共有したりできると注意しています。また、非公開にする前からフォローしていたアカウントは、ブロックされない限り、そのあとも非公開ポストを見られるそうです。
さらに、フォロワー以外の人に返信しても、その相手はあなたの返信を見られないと書かれていました。非公開にすると、知らない人との交流や、投稿を広く見てもらうことは難しくなります。見せたくない相手がいるときは、まずブロックしたうえで、非公開にするかどうかを自分の使い方に合わせて考えるとよいでしょう。
公開から非公開に切り替えるときの注意点も、ヘルプセンターに書かれています。非公開にする前に送ったポストが、ほかの人のホームタイムラインにすでに表示されていた場合、その人は引き続きそのポストを見られる可能性があるそうです(ただし反応したり詳細を確認したりはできません)。また、アカウントへのアクセスを許可したサードパーティーのアプリケーションからは、非公開ポストを読み取られる場合があるとも注意されていました。非公開ポストに載せたリンクはt.coの短縮リンクになり、そのリンクからは誰でもリンク先を開ける点も覚えておきましょう。
通知やDMはどうなる?
ミュートやブロックをしたあと、相手からの通知やダイレクトメッセージ(DM)がどうなるのかも気になるポイントです。ここでは、ヘルプセンターの説明をもとに、DMの扱いと、フォローしているかどうかによる通知の違いを見ていきます。
ミュート中もDMは届く
ミュートとブロックでは、DMの扱いがまったく違うので注意しましょう。ヘルプセンターによると、ミュートしているアカウントからもダイレクトメッセージは届きます。ミュートは「タイムラインに表示しない」ための機能なので、DMまでは止まらないのです。
いっぽうブロックすると、相手はあなたにダイレクトメッセージを送れなくなります。ダイレクトメッセージのヘルプページでも、グループ会話でも1対1の会話でも、ブロックしているアカウントとは会話できないと書かれていました。
ヘルプページには、メッセージを削除しても相手はくり返しメッセージを送れること、そのアカウントはいつでもブロックしたり会話を報告したりできることも書かれています。ブロックしたアカウントは、ブロックを解除しない限りメッセージを送れないとのことです。しつこいDMに困っているときは、メッセージを消すだけでなく、ブロックを考えてもよいでしょう。
DMの受け取り方そのものを見直す方法もあります。ヘルプページによると、Xでは2023年7月14日から、DMのスパムを減らすための新しいメッセージ設定が追加されました。設定によっては、フォローしていない人からのメッセージが「メッセージリクエスト」として別に扱われ、許可するまで通常のDMとは分けて届きます。
また、[すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する]をオンにすると、誰でもあなたにメッセージを送ったり、グループ会話に追加したりできるようになると説明されていました。メッセージリクエストのクオリティフィルターをオンにすると、不適切と思われるリクエストを非表示にできるそうです。知らない人からのDMが多いときは、ブロックの前にこうした設定を確かめてみるのもひとつの手でしょう。
DMの受け取りを認証済みのアカウントに絞る設定もあります。ヘルプページによると、[認証済みユーザーとあなたがフォローしているユーザーからのメッセージリクエストのみ許可する]をオンにしている場合、フォローしていない認証済みアカウントからのメッセージは、メッセージリクエストの受信トレイに表示されるそうです。また、DMで共有した画像などのメディアは、受け取った人がダウンロードしたり、リンクを再共有したりできるとも注意されていました。ブロックする前に送ってしまったものは取り消せない場合もあるので、やり取りの内容には気をつけておきたいところです。
フォロー中と未フォローの違い
ミュートしたときの通知の扱いは、その相手をフォローしているかどうかで変わります。この点は少しややこしいので、分けて見てみましょう。
フォロー中のアカウントをミュートした場合、そのアカウントからの返信や@ポストは[通知]タブに表示されます。また、ミュートする前に送られたポストも、ホームタイムラインには表示されなくなるそうです。会話をタップしたときには、ミュートしているアカウントの返信は表示されると書かれていました。
フォローしていないアカウントをミュートした場合は、そのアカウントからの返信や@ポストは[通知]タブに表示されません。会話をタップしたときも、ミュートしているアカウントの返信は表示されないとのことです。さらに、ミュートしていない人がミュート中のアカウントのコメントをリポストした場合、そのポストは表示されず、「このポストは表示できません」というメッセージが出ると説明されています。
まとめると、フォロー中の人をミュートしても返信や@ポストの通知は届くため、「通知まで含めて完全に静かにしたい」場合は注意が必要です。フォローしていない人の場合は、通知も会話の中の返信も見えなくなります。
ブロックした場合は、そのアカウントからの通知は届きません。ただし、ブロックしたアカウントが始めた会話の中で、あなたがフォローしている人があなたに@ポストすると、通知が届くそうです。フォローしていない人が同じように@ポストした場合は、通知されないとのことでした。
ヘルプセンターでは、すべての@ポストを見たい場合は自分のユーザー名を検索するよう案内しています。ミュートやブロックで通知が届かなくなっても、検索すれば自分宛てのポストを確かめられるので、必要なときに覚えておくと安心でしょう。
ミュートとは関係なく、もともと表示されにくい返信もあります。ヘルプセンターの「返信と@ポストについて」によると、フォローしていないアカウントから届いた返信は、ホームタイムラインには表示されず、[通知]タブに表示されるそうです。また、会話の中で品質が低い可能性があると判断された返信は、[スパムの可能性があるものを表示]ボタンを押さないと見えない場合があると書かれていました。「ミュートしていないのに返信が見えない」と感じたときは、こうした表示の仕組みも思い出してみてください。
どうやって設定や解除をする?
ミュートもブロックも、操作自体はかんたんです。ここでは、ヘルプセンターに書かれている設定の手順と、あとから一覧で確かめて解除する方法を見ていきましょう。
ポストかプロフィールから操作
ミュートもブロックも、相手のポストからと、相手のプロフィールからの2つの方法で設定できます。
ヘルプセンターによると、ポストからミュートする場合は、ミュートしたいアカウントのポストの上部にある[もっと見る]アイコンをタップし、[ミュート]を選びます。プロフィールからミュートする場合は、相手のプロフィールページを開き、その他のアイコンをタップして[ミュート]を選ぶ流れです。パソコンのX.comでも、ポストの[もっと見る]アイコンか、プロフィールの[もっと見る]アイコンから同じように操作できると書かれていました。
ブロックも同じように、ポストの上部のアイコンから[ブロック]を選ぶか、プロフィールページのアイコンから[ブロック]を選びます。ブロックの場合は、[ブロック]を押したあとにもう一度[ブロック]を選んで確定する手順になっているのが特徴です。誤って押してしまわないように、確認の画面がはさまれているのでしょう。
ヘルプセンターには、ブラウザでアカウントをミュートすると確認のバナーが表示され、誤ってミュートした場合は[取り消す]をクリックすればミュートを解除できる、という説明もありました。うっかり押してしまったときは、すぐにバナーを確かめてみてください。
ブロックしたアカウントかどうかは、プロフィールを開くとわかります。ヘルプセンターによると、ブロックしたアカウントのプロフィールには、[フォローする]ボタンではなく[ブロック中]ボタンが表示されるそうです。
X(旧Twitter)の投稿には、ブロックとミュートの違いがよくわからないまま、誤ってブロックしてしまっている人が多いのでは、と心配する声もありました(Xの投稿)。メニューの中でミュートとブロックは近くに並んでいることもあるので、押す前に表示されている文字を一度確かめると安心です。
ヘルプセンターによると、相手のポストやプロフィールのメニューからは、ミュートのほかに、フォローの解除、ブロック、違反アカウントの報告、スパムの報告もできると案内されています。どれも同じメニューの中に並んでいるため、「関わりを減らしたいだけなのか」「ルール違反を知らせたいのか」を決めてから選ぶと、押し間違いを防ぎやすくなるでしょう。
一覧から確認して解除する
ミュートを解除したいときは、まずミュートしているアカウントのプロフィールに移動しましょう。ヘルプセンターによると、X.comでは[もっと見る]アイコンからミュートを解除し、iOSやAndroidのアプリではプロフィールの上部にある[ミュートを解除]アイコンをタップします。
ミュートしているアカウントは、一覧で確かめることもできるようになっています。ヘルプセンターに書かれている手順は、次のとおりです。
- X for iOSの場合は、ナビゲーションメニューのアイコンから[設定とプライバシー]、[プライバシーとセキュリティ]と進み、[セキュリティ]の[ミュート中]、[ミュートしているアカウント]をタップする
- X for Androidの場合は、[設定とプライバシー]、[プライバシーとセキュリティ]と進み、[セキュリティ]の[ミュートしているアカウント]をタップする
- X.comの場合は、サイドメニューの[もっと見る]から[設定とプライバシー]、[プライバシーとセキュリティ]、[ミュートとブロック]と進み、[ミュートしているアカウント]をクリックする
一覧では、[ミュート]アイコンをタップするとミュートを解除できると書かれています。同じ画面からプロフィールに移動して、ブロックや報告をすることもできるそうです。
ブロックを解除するときは、ブロックしたアカウントのプロフィールを開き、[ブロック中]ボタンをタップします。そのうえで、X for iOSなら[ブロックを解除する]、X for Androidなら[はい]を選んで確定する流れです。
先ほどもふれたように、ブロックを解除しても外れたフォローは元に戻りません。相手からのフォローも外れているため、つながりを元に戻したいときは、お互いにフォローしなおす必要があります。一覧はときどき見直して、もう気にならなくなった相手は解除しておくと、タイムラインをすっきり保ちやすくなるでしょう。
ブラウザのX.comでは、[ミュートとブロック]の画面から、ミュートしているキーワードの一覧にも進めます。ヘルプセンターの手順では、[設定とプライバシー]から[プライバシーとセキュリティ]、[ミュートとブロック]と進み、[ミュートするキーワード]を開く流れになっていました。アカウントのミュートと、キーワードのミュートを同じ画面のまわりで見直せるので、まとめて整理したいときに便利です。
ほかに使える方法はある?
「アカウントごと見えなくするほどではないけれど、特定の話題だけは避けたい」というときもあるでしょう。Xには、アカウントのミュートやブロックのほかにも、見たくない内容を減らす機能がいくつか用意されています。
キーワードや会話をミュートする
ヘルプセンターの「ミュートの詳細設定オプション」によると、特定の単語、フレーズ、ユーザー名、絵文字、ハッシュタグを含むポストをミュートできます。設定すると、そのようなポストが[通知]タブ、プッシュ通知、ショートメール、メール通知、ホームタイムライン、ポストへの返信に表示されなくなるそうです。
キーワードのミュートについては、次のような決まりがあると書かれていました。
- 大文字と小文字は区別されず、「CATS」を追加すると「cats」も対象になる
- キーワードをミュートすると、そのハッシュタグもあわせてミュートされる
- ユーザー名の前に@をつけると、そのアカウント宛ての@ポストがミュートされる
- 一度に追加できるキーワードは1つだけ
ミュートする期間は、[再度オンにするまで][24時間][7日][30日]から選べます。たとえば、見たいドラマやスポーツの結果を知りたくないときに、作品名を7日だけミュートする、といった使い方ができそうです。
ただし、キーワードのミュートは通知とホームタイムラインにだけ適用され、検索ではそのキーワードを含むポストが引き続き表示されると注意書きがあります。また、フォロー中のアカウントのポストをモバイル端末で通知する設定にしている場合、その通知にはキーワードのミュートが適用されないそうです。
特定の会話の通知を止めたい場合は、「会話のミュート」も使えます。会話に含まれるポストの[もっと見る]アイコンから[この会話をミュート]を選ぶと、その会話の新しい通知が届かなくなります。ただし、会話へのポスト自体はタイムラインや元のポストの下に引き続き表示されると説明されていました。
ほかにも、ヘルプセンターには細かな決まりが書かれています。ミュートできる単語やフレーズは、ポストの文字数制限と同じ長さまでで、Xが対応しているすべての言語で使えるそうです。ミュートしたキーワードやハッシュタグを含む内容は、Xから届くメールや、Xでのおすすめの一覧にも載らなくなります。また、キーワードを追加して通知だけをミュートした場合は、[通知]のみ、[すべてのアカウント]、[再度オンにするまで]が初期設定でオンになると説明されていました。あとから期間や対象を変えたいときは、一覧から編集できるとのことでした。
返信の非表示と通知フィルター
自分のポストについた返信が気になるときは、「返信の非表示」という方法もあります。ヘルプセンターの「返信と@ポストについて」によると、ポストの作成者は、自分のポストへの返信を非表示にできます。返信の作成者には通知されず、作成者はいつでも非表示を解除できるそうです。
ただし、非表示にした返信は完全に消えるわけではありません。元のポストに表示される非表示の返信アイコンから、誰でも非表示の返信を見られると書かれています。また、返信を非表示にしたあと、その返信をしたアカウントがあなたをミュートかブロックした場合は、その返信を表示することも、非表示を解除することもできなくなるとのことでした。
通知が多すぎて困っているときは、通知の設定を見直す方法もあります。ヘルプセンターの「通知タイムラインについて」では、[クオリティフィルター][ミュートするキーワード][詳細フィルター]を使って、表示される通知を調整できると説明しています。
クオリティフィルターをオンにすると、重複するポストや自動投稿と思われるコンテンツなどが通知されなくなるそうです。Xを初めて使う場合やアプリを入れなおした場合は、初期設定でオンになっていると書かれていました。
詳細フィルターでは、次のようなアカウントからの通知をオフにできます。
- 新しいアカウント(フォローしていない場合)
- フォローされていないアカウント
- フォローしていないアカウント
- プロフィール画像が設定されていないアカウント
- メールアドレスや電話番号が未認証のアカウント
特定の人ではなく、知らないアカウントからの通知がまとめて届いて困っているときには、ミュートやブロックをひとつずつ設定するよりも、こうしたフィルターのほうが手間をかけずにすむかもしれません。
非表示の返信には、ほかにも決まりがあります。ヘルプセンターによると、非公開アカウントによる返信や、作成者が削除した返信は、非表示の返信のページには表示されません。また、ほかの人がホームタイムラインから非表示の返信に返信しようとした場合は、そのポストを表示できないという案内に置き換わるそうです。通知の画面そのものも、[すべて][@ツイート][認証済み]の3つに分けて確認できると書かれていました。急にたくさんの通知が届いたときには、フィルターで表示を調整できることを知らせるメッセージが[通知]タブに届くこともあるそうです。
困ったときは報告もできる
嫌がらせや攻撃的なポストを受けたときは、ミュートやブロックとあわせて「報告」も考えてみましょう。ミュートやブロックは自分の画面ややり取りを調整する機能ですが、報告はXにルール違反の可能性を知らせるためのものです。
ヘルプセンターの「攻撃的な行為の報告」によると、ポスト、プロフィール、ダイレクトメッセージから直接報告できます。ポストを報告する場合は、ポストのアイコンから[報告する]を選び、報告する対象として[自分][第三者または特定のグループ、集団、団体][すべてのX ユーザー]のいずれかを選ぶ流れです。そのうえで、問題の詳しい内容を入力します。
報告の際には、状況をよりよく把握するために、Xから対象のアカウントのほかのポストも選ぶよう頼まれることがあるそうです。ヘルプセンターでは、複数のポストを1つの報告に含めると、問題の把握や調査を進めやすくなるとも説明されていました。
DMで困っている場合は、メッセージを長押しして[メッセージを報告]を選ぶと、そのメッセージを報告できます。会話全体を報告することもできるそうです。報告が終わると、Xを快適に使うためにおすすめの対策が表示されると書かれていました。
ブロックのヘルプページによると、自分をブロックしているアカウントの違反を報告することもできます。ただし、そのアカウントがポストを非公開にしていて、あなたがフォローしていない場合は、ポストを報告できないとのことです。
ヘルプセンターでは、身体への強い脅迫を受けた場合についても別に案内しています。危険を感じるような内容のときは、ミュートやブロックで見えなくするだけで終わらせず、報告や身近な人への相談もあわせて考えるのが大切でしょう。
報告した内容がどう扱われるかも、ヘルプセンターに書かれています。報告したポストの本文は、Xから報告者に送られる連絡メールや通知に含まれるそうです。この情報が不要な場合は、[報告したポストをこの報告の最新情報に表示する]のチェックボックスをオフにするよう案内されていました。グループメッセージの会話も報告でき、攻撃的な行為を報告するためのフォームも用意されているとのことです。
まとめ
Xのミュートとブロックは、どちらも見たくないポストを減らせる機能ですが、相手との関係や見え方が大きく違います。最後に、この記事で紹介したポイントを振り返ってみましょう。
- ミュートは自分のタイムラインに表示しないだけで、フォローやDMはそのまま続き、相手にも知られない
- ブロックは反応やフォロー、DMなどのやり取りを止め、相手がプロフィールを見るとブロックに気づく
- 2024年11月からは、ブロックしても公開ポストは相手から見られるため、見せたくないなら非公開の設定を考える
- フォロー中の人をミュートしても返信や@ポストの通知は届くなど、通知の扱いには細かな違いがある
- キーワードや会話のミュート、返信の非表示、通知フィルター、報告など、目的に合わせて使える方法がほかにもある