雨予報のディズニー旅行では、パークから近いという理由だけでホテルを決めると、早く戻った後の時間を持て余すことがあります。屋内プールがあるホテルでも予約や追加料金が必要だったり、子ども向けの遊び場が宿泊代に含まれていなかったりするためです。
ここでは、旧稿に登場した三館を、館内遊び、室内プール、客室浴室、大浴場の条件から調べ直しました。六つあるオフィシャルホテル全体の順位ではなく、雨で予定を短くした日、到着日にパークへ入らない日、濡れた服を着替えて休みたい日の選び分けです。
なお、雨だからパークが必ず休園するわけではなく、ホテル内施設も点検や貸切で休む場合があります。予約する宿泊商品と同じ日付で営業時間、年齢、料金を確かめ、使えない時間には客室で過ごせる余白も残しておきましょう。☔
3館はプール・遊び場・浴室で選び分ける
三館を人気順ではなく雨の日の居場所で分ける
シェラトンは屋内プールと有料の子ども向け遊び場、ヒルトンは予約制の屋内プール、舞浜ビューホテルは全客室の洗い場付き浴室と夜の有料スパが主な違いです。設備の数が多いほど全員に向くとは限りません。
泳ぎたいのか、体を動かしたいのか、部屋で入浴して早く寝たいのかを一つ決めると、必要のない施設へ料金を払わずに済みます。悪天候の日ほど、家族の年齢と疲れ方を基準にします。
| 候補 | 雨の日の主な選択肢 | 予約前の確認 |
|---|---|---|
| シェラトン | 屋内プール・屋内遊び場 | 利用時間と有料施設 |
| ヒルトン | 予約制の屋内プール | 利用料と予約枠 |
| 舞浜ビューホテル | 洗い場付き客室浴室・夜のスパ | スパの年齢と入浴料 |
屋内と書かれていても到着直後から使えるとは限らない
館内施設には、宿泊日の朝から利用できるもの、客室の入室時刻から使えるもの、夜だけ開くものがあります。雨を避けるため早朝にホテルへ着いても、すぐプールや浴場へ入れるとは限りません。
飛行機や新幹線の到着時刻から、施設を使える時刻まで何時間空くかを計算します。空白が長い場合は、荷物を預けてイクスピアリなど別の屋内候補へ移るか、到着時間そのものを遅らせる選択も必要です。
無料・有料・対象客室限定を別々に見る
宿泊者用という表記は、無料を意味しません。全宿泊者が無料の施設もあれば、会員資格や上位客室で無料になり、ほかの宿泊者は有料になる施設もあります。子ども一人分だけでなく、同伴する大人の料金も計算します。
入場料へタオルや水着が含まれるか、再入場できるかも施設ごとに違います。雨の代案として確実に使いたいなら、客室予約と施設予約を別画面で済ませる必要がないかまで確認してください。
シェラトンは屋内プールと有料遊び場を使い分ける
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル|屋内で体を動かす選択肢が多い
シェラトンのオアシス棟には、屋内プール、子ども向けのウィズキッズ、ミニゴルフ、ゲームコーナーなどがあります。雨で屋外の予定を変えた日でも、泳ぐ以外の候補を同じホテル内で組めるのが特徴です。
ただし、名称を並べただけで一日無料で遊べるとは考えません。ウィズキッズや浴場、ミニゴルフなどは有料で、施設により受付時刻と利用条件が異なります。使いたいものだけを旅行日の案内で確定します。
屋内プールは宿泊者無料でも利用時間が決まる
屋内プールは二十五メートルの五コースと浅い子ども用プールがあり、宿泊者は無料です。公式案内の利用範囲は十五時のチェックインから正午のチェックアウトまで。到着日の朝から泳げる制度として予定を組まないようにします。
おむつを着用する子どもは、おむつの上に水着を着ける条件です。混雑時には時間制限が設定される場合もあるため、チェックイン後の予定をすべてプールへ預けず、部屋で休む時間も残します。
ウィズキッズはプールと別料金で考える
ウィズキッズは、走る、登る、描く、跳ぶといった遊びを取り入れた屋内施設です。ホテル公式は利用を有料と案内しているため、屋内プールが宿泊者無料だから遊び場も無料、という計算はできません。
対象年齢、利用枠、保護者の同伴、料金は予約時の詳細画面で確かめます。パークで十分歩いた子には遊び場より休憩が合うこともあるので、到着前に決済し過ぎず、その日の体力を見て選ぶ方法もあります。
ヒルトンは屋内プールの予約枠と料金を先に確認
ヒルトン東京ベイ|予約制の屋内プールを目的にする
ヒルトン東京ベイには、一年を通して案内される長さ十七メートル、三コースの屋内プールがあります。ホテルにプールがある、という点だけならシェラトンと似ていますが、ヒルトンは全利用者に事前予約を求めています。
プールを雨の日の主役にするなら、先に宿を取って当日空きを尋ねるのではなく、宿泊日と利用希望時間で予約方法を確認します。泳ぐ家族と泳がない家族に分かれる場合は、待つ場所も決めておきましょう。
一般客室の宿泊者はプール料金を加える
屋内プールが無料になるのは、案内上、ヒルトン・オナーズのダイヤモンド・ゴールド会員とスイートまたはエグゼクティブ客室の宿泊者です。それ以外は有料なので、一般客室の表示額だけで旅行総額を比べないようにします。
会員なら誰でも無料という意味でもありません。自分の会員種別と予約する客室が対象かを照合します。浴場、ドライサウナ、スカッシュも別途料金が必要と案内されており、プール料へすべて含まれるとは限りません。
屋外ガーデンプールを雨天用に数えない
夏季のガーデンプールは、屋内プールとは別の予約制施設です。営業期間、昼夜の枠、貸切休止、料金が設定されるため、夏に泊まれば宿泊者が自由に使える共通特典ではありません。
雨天の代案として比較するのは屋内側です。屋外プール付きの商品を予約する場合も、悪天候時の営業判断と取消条件を読んでください。プールが休止しても客室代が自動で返金されるとは考えないほうが安全です。
舞浜ビューホテルは洗い場付き浴室と夜のスパで選ぶ
舞浜ビューホテル by HULIC(旧:東京ベイ舞浜ホテル)|客室で入浴しやすい造りを優先
舞浜ビューホテルは、シェラトンやヒルトンのような屋内プールを目的に選ぶ三館目ではありません。雨で冷えた後、家族が客室内で入浴しやすいことを重視する候補です。旧名称だけで探さず、現在の楽天掲載名と施設番号五四一二七を照合しました。
全客室の浴室に洗い場があり、トイレとパウダールームが分かれています。小さな子どもと体を洗う、濡れた衣類を客室で着替える、といった日常的な動作を、館内施設の予約なしで行えるのが違いです。
スパ ローズは夜の有料施設
宿泊者専用のスパ ローズには、男女別の浴室とサウナ等がありますが、通常は有料です。確認時の案内は十八時から深夜帯までで、入浴料は中学生以上二千二百円、四歳から小学生千百円。料金や時間は利用日に再確認します。
四歳未満は利用できず、四歳から小学生は同性の大人の同伴が必要です。家族構成によっては全員で同じ側へ入れないため、大浴場があるという一言だけで親子旅に向くと判断しません。
雨の日は舞浜駅直通バスの混雑も見込む
ホテルと舞浜駅の間には無料シャトルバスがあり、ベイサイド・ステーションとの間にはディズニーリゾートクルーザーがあります。駅から屋外を長く歩かずに済む選択肢ですが、閉園後は満員で乗れない場合があると公式が案内しています。
雨の日は利用者がバスへ集中しやすいことも考え、一本で必ず乗れる時刻表として扱わないようにします。子どもが濡れているなら、閉園直後を避けて早めに戻る、タオルと着替えをすぐ出せる袋へ分けるなど、待ち時間への備えが必要です。
雨の日の移動・パーク券・荷物を別々に準備
無料バスはベイサイド・ステーションとの往復
オフィシャルホテル六館に共通するディズニーリゾートクルーザーは、ホテルとベイサイド・ステーションを結びます。ランドとシーの入口へ六館から無料で直行する共通バスではありません。
パークへはディズニーリゾートラインなどへ乗り継ぐため、雨具をしまう時刻をホテル到着と同じにしないほうがよいでしょう。バス乗り場までの屋根、待ち時間、ベビーカーの扱いは各館のアクセス案内で見ます。
パーク券は宿泊予約だけで付いてこない
オフィシャルホテルの宿泊者がホテルでパーク券を購入する場合は、事前に宿泊ホテルへ申し込む必要があり、方法は館ごとに異なります。ホテルを予約しただけで券代が含まれたり、購入枠が自動確保されたりするわけではありません。
雨予報で入園日を動かす可能性がある人は、券の日付変更条件とホテルの取消条件を別々に確認します。宿泊を変更できてもパーク券を同じように動かせるとは限らず、その逆もあります。
到着日の荷物はウェルカムセンターから送れる
オフィシャルホテル宿泊者は、舞浜駅前のウェルカムセンターで荷物を預け、ホテルへ届けてもらうサービスを利用できます。傘と大きなスーツケースを同時に持ち歩かずに済むため、雨天の到着日に助かる共通特典です。
ただし、受付時刻や預けられない物があります。帰りにホテルからウェルカムセンターへ送るサービスは有料です。往路が無料だったから復路も同じ、と思わず、受取時刻と料金を分けて確認してください。
予約前に年齢・客室・館内食の条件をそろえる
子どもの年齢を三つの施設へ当てはめる
ホテルの添い寝区分、屋内プール、遊び場、スパは、それぞれ子どもの年齢条件が違います。宿泊代が添い寝無料でも、遊び場の入場料や食事代まで無料になるとは限りません。
水遊び用おむつ、保護者同伴、男女別入浴の決まりも確認します。兄弟で年齢が離れている家庭は、一方だけが利用できる施設を選ぶと、保護者が別行動になる時間まで予定へ入れる必要があります。
客室は定員より寝具と浴室の使い方で選ぶ
一室へ泊まれる人数だけで客室を決めると、雨の日に狭く感じることがあります。ベッドを追加した後の床、濡れた上着を掛ける場所、洗面と浴室を同時に使えるかを客室図と写真で見ます。
シェラトンとヒルトンは客室種によって浴室や定員が変わります。舞浜ビューホテルは全室洗い場付きでも、客室面積とベッド構成は商品ごとに確認が必要です。ホテル名だけで同じ使い勝手だと思わないようにします。
館内で食べるなら営業中の店と最終入店を確認
悪天候で外へ出ないなら、夕食を館内で取れるかも重要です。ホテルに複数のレストランがあっても、全店が毎日同じ時間に開くわけではなく、予約制、貸切、曜日休業、短縮営業の場合があります。
パークから早く戻る可能性がある日は、客室プランに夕食を付けるか、テイクアウト、ホテル内ショップの営業時間を調べます。ルームサービスが全館共通で利用できるという旧稿の想定は外し、泊まる館の当日案内で決めます。
雨の日に何をするか決めて3館から選ぶ
泳ぐ家族はシェラトンかヒルトンを条件で比較
宿泊時間内に無料で屋内プールを使いたいならシェラトン、予約制でもよく、対象会員・対象客室または追加料金で泳ぐならヒルトンが候補です。遊び場も使うなら、シェラトンの有料分を加えて総額を出します。
プールだけで本命を決めず、利用枠が取れることを確認してから客室を確定します。泳がない同行者が長く待つ旅行なら、全員で客室へ戻りやすい時間に短く利用するほうが無理がありません。
早く休む家族は客室浴室を優先する
パークを早めに切り上げ、濡れた服を替えて子どもを寝かせたいなら、舞浜ビューホテルの洗い場付き浴室が分かりやすい候補です。四歳以上で夜の時間帯に余力がある家族だけ、有料スパも選択肢に加えます。
三館の選び分けは、豪華さや口コミ順位ではなく、雨の日に実際に使える施設から決めます。予約後は施設の休止案内、プール枠、バス時刻、パーク運営情報を出発前に見直し、使えない場合の客室時間まで家族で共有してください。
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