ディズニーオフィシャルホテル6つの中で、どこが最高か。答えは、ホテルで何を楽にしたいかによって変わります。館内で子どもを遊ばせたい家族、五人以上で同室に泊まりたいグループ、洗い場付き浴室を外せない人では、本命に残るホテルが同じではありません。
旧稿は、最も高級、最も安い、中程度と根拠なく順位を付け、6軒すべてが舞浜駅から徒歩圏、各パークへ直通バスで十五分から二十分とまとめていました。実際の共通移動は、ホテルからベイサイド・ステーションまでの無料シャトルが基本です。料金も利用日と客室で入れ替わります。
6軒の設備をもう一度横並びにしても、予約先はなかなか決まりません。ここでは『この条件なら先に見る1軒』を決める順番に絞ります。施設の細かな比較を扱う投稿46とは役割を分け、家族構成、部屋時間、浴室、ラウンジ、予算、パーク券の六つから候補を落としていきます。
最高の1軒は旅行で解決したいことから決める
ホテルの最高点ではなく旅行の困りごとを一つ決める
最初に、閉園後も子どもが遊びたがる、同じ部屋で五人以上眠りたい、ユニットバスを避けたい、朝食をゆっくり取りたい、など一番困りそうな場面を挙げます。その場面を解決できないホテルは、口コミ点が高くても本命ではありません。
『高級感』『コスパ』のような言葉は、人によって基準が変わります。客室面積、正規ベッド数、浴室形式、ラウンジ対象、移動手段、最終支払額へ置き換えると、同行者とも相談しやすくなります。
六軒共通の条件は比較点から外す
東京ディズニーリゾート公式がオフィシャルホテルとして掲載するのは6軒です。ホテルとベイサイド・ステーションを結ぶディズニーリゾートクルーザーや、ウェルカムセンターのサービスなど、共通して使えるものは一軒だけの優位点にはなりません。
一方、舞浜駅との送迎、パーク券の申込方法、館内プール、ラウンジ、子ども用客室はホテルごとに違います。共通特典を大きく数えて順位を付けず、自分が実際に使う館別条件だけを比べます。
固定価格とおすすめ度の星を使わない
宿泊料金は、曜日、空室、部屋、食事、返金条件で動きます。ファーストリゾートが常に最安、グランドニッコーが常に最高額という根拠はありません。同じ日に検索すれば、上位客室の残り方や販売企画で順番が変わります。
星五つのおすすめ度も、採点基準がなければ選ぶ助けになりません。6軒へ同じ宿泊日、人数、子どもの年齢を入力し、必要な客室が売られているホテルだけを残します。その後に食事と取消条件をそろえて総額を出します。
子ども連れは館内遊びと客室の物語で2軒を選ぶ
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル|館内でも体を動かしたい家族の本命
パーク以外の時間も館内で過ごしたい家族は、まずシェラトンを見ます。客室は三十六平方メートル以上で、二段ベッドを備えるトレジャーズルームや、最大六人に対応する客室があります。館内のオアシスにはプールや運動施設、子ども向け施設があります。
ただし、プールや遊戯施設は宿泊者ならすべて無料とは限りません。料金、営業時間、休止日、年齢条件を個別に確認します。パークから戻る時刻が遅いなら、使えない館内施設へ料金を上乗せする必要があるかも考えてください。
オーシャンドリームやパークウイングは客室名で、特定方向の眺望を保証しないという公式注意があります。バルコニーの有無も部屋ごとです。館内遊びを目的に選ぶときは、眺望の印象を同じ評価へ混ぜないほうが判断しやすくなります。
東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート|物語のある客室を優先する家族の本命
部屋へ入った後も子どもが物語の世界を楽しめることを優先するなら、ファーストリゾートが候補です。城や大型客船などの意匠を持つ客室があり、キャッスルスタイルには洗い場付き浴室の部屋もあります。ホテル全体を一つの部屋仕様として扱わないことが大切です。
最も小さいエコノミールームは十六・五平方メートルで、添い寝とベビーベッドを利用できません。未就学児を連れて最安商品を選ぶと、人数条件に合わない可能性があります。子どもの年齢を入力し、添い寝可能と明記された客室を選びます。
標準ファミリールームのように四人から五人向けの商品もあります。部屋の世界観だけでなく、正規ベッドと追加ベッド、浴室、添い寝の数を確認してください。朝から夜までパークにいる旅行なら、館内施設より部屋で眠る条件を優先する選び方もできます。
館内遊びならシェラトン、客室の物語ならファーストリゾート
チェックイン日やチェックアウト日もホテルで遊ぶならシェラトン、客室へ戻ってから内装を楽しみたいならファーストリゾートが分かりやすい候補です。どちらも家族向けと言えますが、楽にしたい時間帯が違います。
乳幼児がいる場合は、施設の多さより、ベッドを寄せられるか、洗い場があるか、補助便座などの貸出品を予約できるかを先に見ます。貸出品には数があり、希望だけでは確約にならない場合があります。予約後にホテルの回答を確認しましょう。
人数と部屋の余白はヒルトン・オークラで比較
ヒルトン東京ベイ|五人・六人で同室に泊まりたい人の本命
人数を一室にまとめたい家族や友人は、ヒルトンのハッピーマジックシリーズから見ます。ファミリーハッピーマジックはパーク側が五人、海側が六人、ハッピーマジックスイートは六人に対応する客室として公式掲載されています。
六人定員でも、六台が同じ幅の正規ベッドとは限りません。二段ベッドや追加ベッドを含む配置、寝具の幅、客室の方角を確認します。二部屋に分けた場合との総額も比べ、同室という希望へいくら払うかを決めましょう。
エグゼクティブラウンジや屋内プールは、客室商品や利用条件の確認が必要です。スイートの一部にラウンジ利用が付いても、ハッピーマジックの全客室へ共通する特典ではありません。人数と特典を別の欄で見ます。
ホテルオークラ東京ベイ|標準客室の広さを優先する人の本命
派手なテーマ客室より、標準クラスでも床面積に余裕が欲しい人はオークラを先に見ます。スーペリアルームは四十四平方メートルで、タイプにより一人から四人まで対応します。アームチェアやソファの有無は客室タイプで異なります。
浴室は大理石造りで、浴槽とシャワーブースを備えます。一般的な洗い場付き浴室と同じ使い方ではないため、幼児との入浴で床へ座って洗いたい人は、写真と間取りを見て使い方を想像してください。
スーペリアルームの階数と眺望は指定を受け付けないという公式条件があります。広さを理由に選ぶなら、パーク側の景色まで同時に確約されたと考えません。眺望を優先する旅行では、指定可能な別商品があるかを予約画面で探します。
大人数ならヒルトン、床面積ならオークラ
五人以上で一室を希望するならヒルトンの対象客室、二人から四人で部屋の余白を取りたいならオークラの四十四平方メートル客室が候補です。人数だけを見れば似ていても、部屋のデザインとベッド配置はかなり異なります。
友人旅行では、洗面を使う順番、荷物を広げる場所、ベッドの公平さも確認します。家族なら、二段ベッドを安全に使える年齢か、添い寝人数が販売条件に合うかが重要です。定員最大まで入れることと、全員が無理なく眠れることを分けて判断してください。
ホテル時間はラウンジと洗い場付き浴室で選ぶ
グランドニッコー東京ベイ 舞浜|対象ラウンジでホテル時間を取りたい人の本命
パークだけでなくラウンジで過ごす時間を作りたいなら、ニッコーフロアの対象客室を見ます。専用ラウンジを利用できるのは十一階と十二階のニッコーフロア宿泊者で、ガーデンやレインボーを含む全客室共通ではありません。
ラウンジは朝、午後、夕方、夜で提供内容が変わり、混雑時には利用時間制限や待ち時間が生じる場合があります。閉園後だけ利用する旅程では、提供終了に間に合わない可能性があります。使える時間を旅行予定へ当てはめます。
九層の吹き抜けを持つアトリウムは、館内の開放感を重視する人にも向きます。ホテル全体の雰囲気と、客室からの眺望、ラウンジ権利は別条件です。最安商品でニッコーフロアのサービスまで使えると思わないようにします。
舞浜ビューホテル by HULIC(旧:東京ベイ舞浜ホテル)|全室の洗い場付き浴室を優先する人の本命
部屋選びで浴室の使いやすさを最優先するなら、舞浜ビューホテルが分かりやすい候補です。公式案内では全室が洗い場付きで、トイレとパウダールームも独立しています。三人以上でもレギュラーベッドを用意する客室を中心にしています。
標準的な客室は三十二平方メートルと三十五平方メートルが中心で、接続できる客室もあります。六人で一室風に使う場合は、コネクティング商品を選び、二室分の料金と扉の配置を確認してください。
宿泊者専用スパがあっても、原則有料で年齢条件があります。一部商品には利用特典が付きますが、浴室が洗い場付きであることと、スパを無料利用できることは別です。子どもの年齢が対象か、利用する時間があるかを見てください。
ラウンジならグランドニッコー、浴室なら舞浜ビュー
チェックイン前後を含めて対象ラウンジで過ごしたい人は、利用時間と対象客室を確認したうえでグランドニッコー。家族で順番に入浴しやすい洗い場付き浴室を外せない人は、舞浜ビューホテルが候補です。
大人二人の旅行でも、閉園まで遊ぶならラウンジを使えず、部屋の浴室のほうが役立つことがあります。ホテル設備の豪華さではなく、滞在中に使える時刻を基準にします。予定表へチェックイン、退園、入浴、就寝を書くだけで、必要なサービスが見えます。
宿泊特典は6軒の順位ではなく利用条件を確認
オフィシャルホテルはハッピーエントリー対象ではない
ハッピーエントリーは対象ディズニーホテルの宿泊者向け特典で、オフィシャルホテル6軒の共通特典ではありません。『ディズニー公式に載るホテルだから早く入園できる』という理由で選ぶと、予約後に条件が違うことへ気づきます。
ディズニーホテルとオフィシャルホテルは別区分です。入園時刻を最優先するなら、宿泊代の差だけでなく、希望日のハッピーエントリー対象ホテルと対象パークを公式で確認し、オフィシャルホテル以外も含めて比較します。
パーク券は事前申込または対象商品を確認
オフィシャルホテル宿泊者は、事前に宿泊ホテルへ購入を申し込むことで、公式サイトで売り切れた場合でもホテル内でパーク券を買える特典があります。ただし申込方法はホテルごとに異なり、宿泊予約だけで券が自動確保されるわけではありません。
パーク券付き商品と購入権利付き商品も違います。前者は代金へ券が含まれる商品、後者はホテルで別途購入できる権利を組み合わせる商品です。入園日、パーク、枚数、支払場所を予約前に確認します。
無料クルーザーとモノレール料金を分ける
六軒共通の無料シャトルは、ホテルとベイサイド・ステーションの間を結びます。そこから東京ディズニーランドや東京ディズニーシーへ向かう場合は、ディズニーリゾートラインを利用する形が基本で、乗車券が宿泊へ常に含まれるとは限りません。
舞浜駅へ直接向かうホテル便があっても、全ホテル共通の時刻表ではありません。朝夕の混雑、ベビーカー、荷物、待ち時間を考え、無料という言葉だけで移動を短く見積もらないようにします。利用日のホテル時刻表を確認してください。
荷物・朝食・追加費用まで含めて本命を絞る
到着日はウェルカムセンターで荷物を預ける
舞浜駅近くのウェルカムセンター一階には6軒のサービスカウンターがあり、プリチェックインとホテルへの荷物配送を扱います。受付時間は八時から十五時で、貴重品、壊れ物、飲み物、精密機器など配送できない物があります。
大きな荷物を預ければ、ホテルへ寄らずパークへ向かいやすくなります。ただし、着替え、薬、充電器、パーク券など当日使う物まで預けないよう、小さな手荷物を先に分けます。混雑や取扱条件は各ホテルへ確認してください。
帰りの荷物配送は有料
チェックアウト後、ホテルからウェルカムセンターへ送るステーションデリバリーは有料です。到着日の配送と同じ無料サービスだと思わず、受付時間、料金、ウェルカムセンターでの受取時刻をホテルで確認します。
受取可能時刻より早い電車に乗る日には使えません。ホテルから自宅へ宅配する方法、駅のロッカー、自分で持つ場合も比べます。荷物サービスを使えること自体ではなく、自分の列車時刻に間に合うかで判断します。
朝食・駐車場・取消条件を総額へ足す
ホテル料金を比較するときは、朝食、駐車場、モノレール、スパ、ラウンジ対象客室、パーク券を分けます。使う項目だけを宿泊代へ足し、同じ日・人数・部屋数で最終支払額を出してください。
返金不可や早期予約商品が安く見える場合は、予定変更の可能性も価格の一部です。二室必要な家族は一人当たり表示ではなく二室合計を見ます。ポイント予定額を差し引く前に、決済額と取消開始日を確認しましょう。
最高ではなく自分たちの本命を1軒に決める
目的別に最初の1軒を決める
館内遊びならシェラトン、物語性のある客室ならファーストリゾート、大人数同室ならヒルトン、標準客室の広さならオークラ、対象ラウンジならグランドニッコー、全室洗い場付き浴室なら舞浜ビューホテルから確認します。
最初の一軒が満室でも、条件そのものを捨てる必要はありません。たとえば大人数なら二室接続、浴室なら洗い場付きの客室種など、別ホテルで代わりになる商品を探します。ホテル名ではなく条件を持って検索すると、第二候補を決めやすくなります。
最後は7項目を予約画面で照合
決済前に、①正確な客室名、②人数とベッド、③浴室、④使える館内施設、⑤パーク券、⑥移動、⑦取消条件を読みます。『最高』という評価より、この七つが自分の旅程に合っていることが大切です。
ディズニーオフィシャルホテル6つには、それぞれ得意な場面があります。一位を決めてから予定を合わせるのではなく、疲れやすい場面を一つ楽にできるホテルを選びましょう。予約後は、客室名と券の申込方法を同行者にも共有してください。
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